研究検査科

検査科では、1名の内科専任医師、7名の臨床検査技師で検査業務を行っています。
特に診療前検査に力を入れており、一部の検査を除いて、1時間以内で精度の高い検査結果を外来診療科に報告できます。
患者様が気持ち良く、安心して検査を受けていただけるよう日常の検査業務では、高度な知識・技術が必要な心エコー検査は超音波検査士、細菌検査は認定臨床微生物検査技師、糖尿病教育入院の検査説明は糖尿病療養指導士が担当しています。また、現在3名が緊急検査士の資格を有しており、夜間・休日の緊急検査の充実にも努めています。
検査科内の毒物・劇物の管理は毒物劇物取扱責任者が担当しており、安全面の充実に心がけています。

 

生化学・免疫検査

生化学検査・免疫検査と聞いて何の検査かな?と思われる方も多いと思いますが、皆さんも一度は検査をしたことがあると思います。生化学検査とは、下記に詳しく書いてあります。健診などで、血糖値が高いとか、コレステロールが高いとかといわれたことがある方もいらっしゃると思いますが、そういう検査も生化学検査の一つです。免疫検査とは、ウイルスなどの感染症を調べたり、ホルモンの量を測ったりする検査です。

血糖・ヘモグロビンA1Cを測定する機器

採血してから30分くらいで、血糖値とヘモグロビンA1Cを測定しています。

血糖、HbA1C自動分析装置(H14.8月導入)

生化学検査をする機器

肝機能検査、腎機能検査、脂質検査など45項目の分析をしています。

生化学自動分析装置(東芝120FR)(H18.12月導入)

肝機能検査 AST・ALT・γGTP・ALP・総ヒ゛リルヒ゛ン・CHE など
腎機能検査 BUN・CRE・UA・電解質・シスタチンC など
脂質検査 総コレステロール・LDL・HDL・中性脂肪 など
貧血検査 血清鉄・UIBC・TIBC・フェリチン
その他 CRP・免疫グロブリン・尿蛋白・尿糖など

腫瘍マーカー・ホルモン・感染症を調べる機器

採血をしてから約1時間で、腫瘍マーカー・感染症・甲状腺ホルモンを調べることが出来ます。

生化学自動分析装置(ルミパルスf)(H18.12月導入)

腫瘍マーカー検査 AFP・CEA・CA19-9・PSA・PIVIKA2など
ホルモン検査 甲状腺ホルモン (TSH・FT4・FT3)  インスリン(膵臓)
感染症検査 HBs抗原と抗体 HCV抗体・梅毒検査

その他検査

インフルエンザ抗原 検査時間・・・15分
検査材料・・・咽頭ぬぐい液
A群溶連菌迅速検査 検査時間・・・15分
検査材料・・・咽頭ぬぐい液
蛋白分画 検査日・・・毎週 火・金曜日
マイコフプラズマ抗体検査 定性・・・15分
検査時間・・・3時間
検査材料・・・血液
アデノウィルス抗原検査 検査時間・・・15分
検査材料・・・咽頭ぬぐい液
カンジダ抗原検査 検査時間・・・15分
検査材料・・・血液

 

血液・輸血検査

血液検査とは、血液中の細胞(赤血球や白血球など)や貧血の度合いを調べたり止血の機能を調べる検査です。診察前検査として、迅速な検査と報告を心掛け患者サーヒ゛スの向上に努めています。
輸血検査では、血液型や輸血前に必要な交差試験、不規則性抗体を検査しています。

血液検査・輸血検査

血球算定
血液像
赤血球数、白血球数、ヘモグロビン量、血小板数、網赤血球数を測定したり血液細胞の種類を分類します。
血液凝固
線溶検査
手術前の必須検査項目です。
血栓症(たとえば心筋梗塞など)の治療に使う抗凝固薬(血液を固まりにくくする薬)を服用されている患者さんのお薬の効果を見るために必要な検査です。
血液型
不規則性抗体
患者様に安全で安心な輸血を受けてもらえる様に行う重要な検査です。

 

細菌・微生物検査

細菌検査室では、病気の原因となっている細菌の同定や抗菌薬感受性(細菌に対する抗菌薬の効果)を行っています。
政策医療の一端である結核菌検査は、1999年に厚生省(現 厚生労働省)の「結核緊急事態宣言」の発表をうけ、徳島県下の結核治療の中心的役割を担えるよう、液体培養法の採用、結核菌DNA検査機器の導入など、結核菌の迅速な検出に力を注いでいます。また、近年、血液による結核菌感染診断検査(クオンティフェロン)も、大手検査センターとのタイアップで検査しています。

細菌検査

病原微生物の検出 塗抹検査で菌の量や種類・白血球貧食像・培養検査で菌量菌種を調べます。
病原微生物の同定
感受性検査
菌名の決定、有効な薬剤を調べます。
院内感染防止
対策への貢献
検出菌を週報、月報により感染対策委員会に報告しています。また、ICTによる病棟ラウンドも行っています。

 

一般検査

尿の中にはたくさんの宝物(様々な病気が発見されることがあります)が隠れています。
この宝物を最新の尿自動分析装置や、顕微鏡で探す作業が尿検査です。

尿検査

尿定性検査 蛋白、糖、ケトン体の有無や尿の比重などを調べます。
尿定量検査 蛋白や糖がどれくらい尿中に存在するか調べます。
沈査 赤血球、白血球などの細胞を顕微鏡で検査します。

尿自動分装置

便検査

潜血反応 便に血液が混じっているかどうかをしらべます。
虫卵 寄生虫症の疑いがある場合検査します。

髄液検査

各種髄膜炎、くも膜下出血、脳出血などが疑われる場合の必須検査です。

 

生理検査

生理検査とは、直接患者様に接して行う検査です。
生理検査は、診断や治療に必要となる検査データを得るために患者様のご協力を頂くことがとても大切です。
緊張せず、リラックスしていただくと、短時間で終了します。ご協力お願いします。
当院の生理検査室では、以下の検査を行っています。

心電図検査 手首・足首・胸部に電極をつけて、心臓から発する電気信号を記録します。
心臓の病気(不整脈・心肥大・心筋梗塞など)を調べます。
ホルター
心電図検査
携帯型の心電図記録器を装着して、日常生活の中で、心臓に異常(不整脈や狭心症など)がないか、約24時間の心電図を記録する検査です。
運動負荷
心電図検査
階段を昇り降りしたり、動くベルトの上を走って運動した後の心電図の変化を観察、記録する検査です。
ABI検査
両手足の血圧を測ることにより、動脈硬化の程度(血管の詰まりの有無や血管の硬さ)を調べる検査です。
肺機能検査 マウスピースをくわえて、息を吸ったり吐いたりして、肺の働き具合を調べるための検査です。肺気腫・気管支炎・喘息などの診断に役立ちます。
超音波検査 体表面から、超音波(人の耳に聞こえない高周波)をあてて検査します。肝臓や膵臓などの腹部・心臓・血管などに異常がないかを調べます。
脳波検査 頭に電極をつけて、脳から発生する微弱な電気信号を記録して脳の状態を調べます。。
聴力検査 「オーディオメーター」を用いて特定の周波数の純音を聞き、どの強さまで聞こえるか調べるものです。